いとう まさひろ Vol.23 伊藤 正裕

現在の所属先:浜松医科大学医学部附属病院
出身校:浜松医科大学(令和4年卒)

~浜松医大眼科で働く専攻医の日常の一部をお見せします。~

浜松は東京・大阪の中間に位置し、都市機能を持ちながらも自然豊かな環境が魅力の街です。温暖な気候とゆったりとした時間が流れる中で、患者さんとじっくり向き合いながら医療を学べる点に魅力を感じています。そんな地域に根ざす当院眼科では、もともと世界をリードする高い実績を誇っていた斜視分野に加え、2024年7月には兼子裕規教授が就任されたことで、治療の難しい網膜疾患に関しても学ぶ機会が増え、日々新鮮な治療法に触れ刺激の絶えない日々です。

私自身の趣味はゴルフで、先日訪れた朝霧カントリークラブでは、コースから望む雄大な富士山に心を打たれました。私は静岡出身であり、富士山はおりに触れて見る機会は多かったですが、あの時の富士山とそれに向かって消えていくゴルフボールの情景だけは特別に忘れられず、その時の写真は現在のLINEのプロフィール画像になっています笑

もうひとつ、私にとって欠かせないのがサウナです。熱いサウナで8分から10分ほどじっくりと汗をかいたあと、水風呂に入ると全身の血管がギュッと引き締まるような感覚があります。水風呂は1分程度で切り上げ仕上げは外気浴です。水風呂で締まった血管に再び血流が戻ってくるときには、「これ、本当に体に大丈夫なのか?」と思うほどのドキドキ、ぐわんぐわんとした感覚(伝われ!)に包まれます。その後少し落ち着いてくると、頭の中の思考が静かに消えていき、まるで宇宙に自分ひとりだけが浮かんでいるような感覚になります。サウナは心身をリセットし、明日への活力をくれる大切な時間です。

眼科医としての学びと趣味のバランスを保ちながら、浜松という地でこれからも充実した日々を過ごしていきたいと思っています。