いいだ ひでき Vol.09 飯田 秀輝

出身校:浜松医科大学医学部(平成26年卒)

私が眼科医を目指そうと思った理由
眼科には医学科5年生の臨床実習を回った際に興味を持ちました。選択ポリクリも取らせていただき、先輩Dr.の姿にあこがれを抱きました。その後臨床研修で、実際の医療にかかわり、内科、外科、マイナー、救急当直など一通りの研修を終えました。その際に思ったことは今後日本の医療はアメリカと同じような方向に行くのではないかと思いました。あと10年以内にはおそらく国民皆保険は現状を維持することは難しくなり、自己負担割合が引き上げられるか、制度そのものが破綻する恐れがあります。国民は民間の医療保険に入らざるを得なくなります。また医師も特殊な技能、手術を行える医師、売り上げで病院に貢献できる医師でなければ必要とされなくなるのではと考えました。そこで今後さらに需要が増えると考えられる眼科を選択しました。
研修中の体験談、雰囲気について
浜松医大での研修は大変実り多いものでした。外来を担当させてもらい、わからないことがあればすぐ相談することができ、眼科の内科的疾患も多く経験することができました。また手術においても多くの手術症例を与えてくださり、手術手技の向上ができました。様々な先生に手術を教えていただくことで様々な視点で手術や手技をとらえることができ、大変よい経験となりました。
浜松医科大学眼科学教室に入局して良かったこと
浜松医大へ入局するメリットは早い段階で手術手技を習得できます。現在新専門医制度がスタートし、麻酔科、眼科、整形外科、形成外科など、マイナー科が人気を博し、内科はでは登録した後期臨床研修医がある県では6人しかいないそうです。また大都市に後期研修医が集中し、都市部の眼科は定員がオーバーしており、研修も症例の取り合いになることが予想されます。その点浜松医大は現時点では指導医、症例ともに余裕があり、充実した臨床研修を行うことができると考えられます。
眼科医としてのやりがい
手術が終わった翌日の診察の際に、きれいな術後で、患者様が良く見えるとおっしゃっていただけたときに、安堵と喜びを感じます。
後輩の方に向けて、私からのアドバイス
これからの時代は眼科だ!と思う方はぜひ浜松医大眼科学教室へお越しください!