- ~浜松医大眼科で働く専攻医の日常の一部をお見せします。~
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私は昨年まで浜松医療センターに勤務し白内障手術をはじめとした眼科全般の診療に従事するとともに、涙道内視鏡を導入し涙道治療にも積極的に取り組んでまいりました。さらに専門性の高い治療を学びたいという私の思いを兼子裕規教授が理解してくださり、今年度から浜松医科大学での勤務となりました。
眼科という分野は非常に奥が深く、多岐にわたる専門領域があります。自分が目指す眼科医像を見つけそれに向かって歩む過程を浜松医科大学眼科は手厚くサポートしてくれます。さて、ここからは少しプライベートなお話をさせていただきます。私は約1年半前に自宅を新築しました。流行の高気密・高断熱仕様の和モダンな住まいです。決して大きな家ではありませんが四季の移ろいを感じられるよう庭に木を植えました。ちょうど今原稿を書いている5月は若葉が芽吹き、新緑が美しい季節です。昨年は木々がまだ環境に馴染めず元気がありませんでしたが、日々の水やりの甲斐もあってか今年は鮮やかな緑に囲まれています。
情報が溢れる現代社会のなかで頭を空っぽにして「美しいものを見る」ことの大切さを実感しています。そして患者様にもいつまでも美しいものを見ていただけるよう、日々の診療に真摯に向き合っていきたいと改めて感じております。