こばやし れい Vol.15 小林 伶

現在の所属先:浜松医科大学眼科
出身校:浜松医科大学(平成27年卒)

眼科医へ進もうと思われた動機
私が眼科へ進もうと思った動機は、これから先自分の人生の半分40年を費やすであろう時間において飽きることなくやりがいがあり、全力で突っ走れるのがこの眼科という科だと感じたからです。学生の時の実習や卓上の勉強では実際のその科の雰囲気などは全く分かりませんでした。実際に働いてみないと自分にあっているかなどは全く分からないと考えていました。初期研修医の時にいろいろな診療科をローテートする中で眼科が自分に一番合っていると感じたのがきっかけでした。
研修中の体験談、雰囲気について
実際の眼科での研修では、外来での診察から手術はもちろんとても手技の多い科でありますので毎日が新しい体験の連続でした。大学病院ですので珍しい症例もたくさん見ることが出来ますし、積極的に手技もさせて頂くことが出来ます。なにより上の先生が優しく相談もしやすくしっかりとフォローもしてくださいます。教授も一番下にまで気にかけて下さり、声をかけて頂いたりします。こんなに上から下まで見通しの良い医局はないのではないかと感じております。
入局のメリット
上で述べたように悪いことは思いつきません。それぞれのペースに合わせた指導をして下さり見放されたりすることもありません。真面目に努力をすれば必ず報われる医局だと思います。
眼科医としてのやりがい
まだ、眼科医として1年目ですが日々勉強の連続、新しい手技の連続です。わからないことは自分でしっかりと勉強して実際の患者さんに改善をもたらすことが出来たときはとてもやりがいを感じます。眼科は顕微鏡の世界なので手技が細かくとても緊張しますがその分達成感はほかの比にはなりません。
後輩になられる方に向けてアドバイス
海外では遺伝子治療の有効性の報告もあり近年では抗VEGF薬硝子体腔内注射など眼科の進歩には目覚ましいところがあります。細かい作業が苦手でも続けていけばしっかりとできるようになります。外来、手術、入院、未熟児からご高齢のかたまで様々なバリエーションがある眼科に少しでも興味ありましたらいつでもご連絡ください。飲みたい人は飲みにも付き合います。