弱視

弱視には、社会的弱視と医学的弱視があります。社会的弱視とは視力が悪いために通常の教育をうけられない、とか生活に支障があり、なんらかの補助が必要な低視力をさします。ロービジョンということばがしばしば使われます。それに対して医学的弱視とは子供のころになんらかの理由で、物をはっきりと見ることができなかったために、脳の視覚中枢が十分に発達しない状態を言います。逆に言えば、子供のころに発見して治療すれば視力が良くなることを意味しています。

弱視の原因には、斜視、遠視、不同視などがあります。治療の基本は眼鏡をかけること家庭での弱視訓練です。医学的弱視なのか社会的弱視なのかの区別には眼科医の診断が不可欠です。
眼を細めてものを見ている、見づらそうにしている、テレビに異常に近づいてみている、などは視力不良のサインです。心配なときは眼科医に相談してください。3歳をすぎていればほとんどの眼科で検査が可能です。3歳以下で視力不良が疑われるときには、小児の専門の眼科を受診する必要があります。小児眼科専門の病院は多くの場合、通常の眼科医あるいは小児科医からの紹介が必要になりますので、まずはお近くの眼科あるいは小児科へご相談ください。

斜視や弱視を治療するための9歳以下の子供さんの眼鏡は、手続きをすればかかった費用の7割が健康保険から戻ってきますので、主治医にお尋ねください。